株式会社iGENE

COLUMN

2019.11.12

より良い組織になるための一歩目

私たちの研修の中では、一人一人の【想いと言葉と行動を統一する】という事をテーマに置いています。

そして、これこそがミレニアル世代にとっても大切なキーワードです。

 

私たち日本人は、心配性な人が多いと言われています。

なぜなら、子供の頃から

 

「人に迷惑をかけてはいけない」

 

という教えをインプットされているから。

 

思っていることを本音でいうよりも、周りに合わせたり、相手の気持ちや事情をおもんばかり過ぎたり。

基本的に、わがままを言わないようにしている人が多い予定調和の社会なのです。

組織に所属している人は、特にこの傾向が強いです。

 

 

そして、ミレニアル世代は全体的に自己主張が控えめです。

 

 

そうすると、想っているのに声に出さない、

想っているのに行動しない・・・

 

 

自分の中で諦めるという癖を繰り返し反復することで、

自分の想いが何だったのかもわからなくなっていきます。

 

 

本当はだめなのに、悩んでいるのに、納得していないのに、、、

大丈夫と言ってしまう。

 

 

そうして、知らないうちに自分に嘘をつくことに慣れていきます。

日本は基本的に予定調和社会。周りと同じことをしていればリスクはないわけで。。。

 

 

その自分が隠してきた想い、本音、葛藤。

それを引き出すのが、私たちの研修の一つの特徴です。

 

 

そして、人は自分の想いに素直になった時に、子供のように大粒の涙を流します。

私もただ泣くことしかできない、そんな瞬間が研修では沢山あります。

素直になった人間は本当に美しく、強いなといつも感動します。

 

 

 

「人前で笑っていなければならないと思い込んできました。ようやく素の自分になれました」

 

「先回りして考えてしゃべる事しかしてなかった私が、いま何も考えずにありのままで喋れていることが信じられない」

 

「ここは安心、安全な空間であるという言葉が印象的でした。私の職場もそういう空間にこれからしていきます」

 

「本当は自信がないのに、自信があるフリをして、周りに壁を作ってしまっていました」

 

 

私たちの研修を受講して頂くと、自分が捉われていた思考パターンから離れることができます。

自分の本音がわかった時、人は本当の意味で自分を受け容れ、自信を持てるようになります。

 

私が確信していることは、人間関係の質を向上させるためには、

まずは自分自身との関係の質を上げること、つまり自己承認力の向上が欠かせません。

 

 

組織で成果を挙げるためには、目先の結果以上に大切なことがあります。

チームを創るには一つずつ積み重ねなければならないステップがあるのです。

 

一つ目は自己承認力の向上(セルフエスティーム)なのです。

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