株式会社iGENE

COLUMN

2019.10.25

これからの働き盛り世代に必要なこと

 

こんにちは、トレーナーの栗田です。

 

 

皆さんはミレニアル世代ってご存知ですか?
一般的に1981〜1996年の間に生まれた世代の事で、大体今の23~38歳くらいを指すそうです。
ゆとり世代とも被っていますね。
何かとネガティブなイメージを持たれやすい、良くも悪くも目立って話題にされやすい。
そういう私もミレニアル世代、ゆとり世代ど真ん中の一人なのですが。

 

 

「最近の若い子は何を考えているか分からない」

 

 

私が社会に出てからよく聞くなと思っていた言葉です。

 

 

<ミレニアル世代の特徴>
・言われたことしかやらない
・好きなことをしたい
・すぐに転職する
・人と違うことをしたい
・多様性がある
・SNSコミュニケーションが好き etc

 

 

上の世代の方々からすると、やっぱりよくわからない…なのでしょうか。
でも、テレビで、学校で、会社で、ずっと○○世代と一括りにされ、ネガティブなイメージを持たれ、
ちょっとだけ、悔しいような悲しいような想いを(私は)抱いていました。

 

このミレニアル世代は、インターネットが普及し始め、経済が安定していた時代に育ちました。
でも阪神淡路大震災や、東日本大震災など数々の天災を成長期に経験してきた世代でもあります。
だから、競争意識が弱く助け合う気持ちが強い、多様性を重んじていて自分のやりたい事を見つけたい。

 

情報化社会で育ってきたからこそ、人と比べることが癖になっている世代。
ミレニアム世代を対象に行われた調査では、自分らしさやを見つけようと
「人生への戸惑いに苦しんでいる」人が75%を占めているそうです。(引用:世界を変えるミレニアル世代)

 

 

人は、誰しもが「もっと良くなりたい」とか「幸せになりたい」と思っているものです。
そこはどの世代も共通していると私は思っています。
目的は一緒だけど、そこにたどり着くまでのツールや考え方に変化が起きているのです。
やる気がない、と見えているあなたの会社のミレニアム世代も、
心の中では「本当は自分の力を発揮したい」と思っているはずです。
でも時代背景もあり、諦め癖がついているだけ。

その想いと現実のギャップに苦しんでいるように私は感じます。

 

 

あと数年すると、この世代が会社の基盤となる時代がきます。

 

 

この世代が重んじているのは「信頼関係」。
自分らしくありながら、周りと助け合って生きていくこと。
要は、これからの企業で大切になってくるのは、エンゲージメントです。
エンゲージメントとは、企業と従業員、及び従業員同士の信頼関係・絆が深い状態を言います。

 

 

 

競争するより、助け合う事。奪い合うより、与え合う事。

企業と個人でこの関係性を作ることができれば、日本はもっともっと元気になる。

ミレニアル世代の一人として、私はそう信じています。

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