株式会社iGENE

COLUMN

2020.12.10

組織の分断、セクショナリズムを乗り越えるために

私たち日本人は大昔から群れを作って生きてきました。
お家のため
田畑のため
お殿様のため
お国のため
会社のため
家族を豊かにするため
組織に忠誠を誓い、その一員として生きてきました。

その名残でしょう。
忖度という言葉に代表されるように、私たち日本人は群れの空気を読むことを得意とし、
自分のしたいことよりも、周りが求めていそうなことをする習慣を身につけました。

この習慣の良い面は、未曾有の震災やパンデミックが起こっても略奪やパニックを起こすことが無いということ。
ルールや制限をきっちりと決めなくても、お互いに協力をしあい、迷惑をかけることなく過ごしあいます。

しかし、この習慣があるからこそ、
日本の組織は縦割り組織、セクショナリズムになりやすい原因となっています。

当社の研修やサービスが誕生した起源も、この縦割り組織の中で横串を通し、
より風通しの良い組織を実現するため、社員一人一人が共通の価値観、理念を持って
協力し合って働けるようにするためでした。

そこで、今後のコラムではセクショナリズムについてお話を深めていきたいと思います。
次回のテーマは
縦割り組織・セクショナリズムのパターンについてです。

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