株式会社iGENE

COLUMN

2019.10.11

当事者(プレイヤー)意識を持つ

こんにちは! iGENEトレーナーの根津です。

さて今回は、iGENEの研修メソッド、一人ひとりが幸せな人生を全うするための7つのルールの二つ目、
「当事者(プレイヤー)意識を持つ」についてお話しします。

 

iGENEの研修では、冒頭部分で「3つの立場」というものについて受講生にお話しします。

それは、人は物事に取り組む際、次の3つの立場のいずれかを選択し行動しているという旨の内容です。

 

その立場とは「プレイヤー」「傍観者」「評論家」です。

 

また、この3つの立場の内、「プレイヤー」という立場を取った人だけが、人に夢を見せ、人を勇気づけ、そして、人を感動させることができる、ということもお伝えしています。


このプレイヤーという立場を取るうえで、必要になる考え方が「自分が源」。つまり、良いことも悪いことも全て自分に100%責任があるというマインドです。

 

最近、この「100%責任がある」という解釈について、入社して間もない方とお話しする機会がありました。 

その方は、現場で自分が感じている組織の課題に対し、問題意識を持って、上司やそれ以上の役職の方へ意見をあげ、解決に尽力したそうなのですが、結局自分の思うような解決には至らなかったそうです。

結果、“自分は100%責任があるという意識での行動はできない”という結論をくだされていました。

 

ですが、この方は100%責任のある行動ができていなかったのでしょうか?

 

私は違うと思うのです。

問題意識を持ち、それを解決するために、他の誰もしなかった上位への意見出しを行い、行動し、その問題がどうなるかの結論まで見届けた。

 

私にはこの方の行動そのものが100%責任を持った行動だと感じます。

 

もちろん組織内の優先順位や自分の力不足が原因で、解決できないことも当然あります。ですが、問題意識を持って全力で取り組むこと自体が、素晴らしい当事者(プレイヤー)意識なのだと私は思います。

そして、その意識さえ忘れなければ、いずれ会社を劇的に変えていく存在になっていくのだと強く思います。

 

マインド、スキル、知識、この3つの中で、マインドだけが経験に左右されずに自分の意志一つで一瞬で変わるもの。 

だからこそ、マインドだけはいついかなるときも、自分がどうありたいかを忘れずに日々仕事に取り組んで生きていきたいものです。

一覧へ戻る